ニュースレター「KORIYAMANIA」を定期的に発行している福島県郡山市の国際政策課は、2019年12月2日に第4弾を発行。第7回グッドライフアワード環境大臣賞優秀賞を受賞した「孫の手トラベル」や『Food Camp 』についてを紹介しています。
食材が生まれた場所に特設ダイニング
孫の手トラベルは、山口タクシーグループから生まれた小さな旅行会社です。青空レストラン事業の『Food Camp』や 旬のベジカフェバル 『Best Table 』を展開し、一般社団法人食大学が主催する「開成マルシェ」とも協働しています。
『Food Camp』 とは、福島県内の農園や農場に1日だけ開かれる完全プライベートな青空レストラン。生産者の声に耳を傾けながらシェフたちがその場で料理を提供するツアーです。
フレンチやイタリアン、和食など県内の一流シェフが、フードカートで新鮮な食材を調理する食と地域と人とをつなぐ旅 となっています。
2018年5月にオープンした旬のベジカフェバル 『Best Table 』 では、郡山の野菜を中心に厳選した野菜を使用し旬を感じられるメニューを味わえます。
また、隣接する「柏屋」の中庭で行われる『開成マルシェ』もサポート。郡山ブランド野菜のほか県内の農産品や加工品が並び、生産者とのやりとりも楽しい時間です。
3つのビジョン
孫の手トラベルには、3つのビジョンがあります。
- 福島を環境先進地域 にすること。
- 生産者のスター化 。
- 地産地消レストランを増やし、 消費者への個人宅配体制を構築
『Food Camp』や『Best Table 』『開成マルシェ』 は、これらの実現のために連携を図っています。
今後について
今回グッドライフアワードにて過去最多の243件のエントリー数の中から選ばれた「孫の手トラベル」は、福島の食文化を盛り上げていくとコメントし、Food Campのゼロエミッション化や旬の食材を地産地消する持続可能な世界を実現していきたいとしています。
【参考】
※福島県郡山市 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000014670.html
※孫の手トラベル
https://magonotetravel.co.jp/
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