ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロ・テクニックは、30年前にイタリアの大学生フランチェスコ・シリロが考案した時間管理術です。
25分の集中と5分の休憩を繰り返すことで集中力とモチベーションを維持します。
25分集中+5分休憩 合計30分を1ポモドーロとして、4ポモドーロごとに15~30分の長い休憩をとります。
ちなみにポモドーロは「トマト」のこと。
考案者が時間を測るのにトマト型のキッチンタイマーを使っていたのが由来です。
ポモドーロ・テクニックのやり方
ポモドーロ・テクニックを始めるのに必要なのは、2つだけ。
今日1日にやることをリストにし、ポモドーロ・テクニックのルールに沿ってこなしていきます。
注意することは作業中に何かをしたくなったり、思いついたりしたら紙やスマホ、パソコンにメモしておくこと。
集中を途切れさせないようにするのが大事です。
ポモドーロが終わったあとでメモを見て、それをするのかどうか、するならいつするのか決めればいい。
「今日やること」をリスト化する
まずは今日やることを書き出していきます。例えば3つのタスクを設定したとします。
1ポモドーロが終了するごとにタスクに印をつけていきます。
完了したらそのタスクを消します。
すべて完了したときのポモドーロ数を把握し、どの作業にどのくらいの時間がかかったのかを視覚化することが重要です。
記録を取ることで作業に必要な時間や効率化を考えるヒントにすることができます。
タイマーをセットする
ポモドーロ・テクニックを行うときに不可欠なのがタイマーです。
これは家にあるものなら何でもかまいません。
ですが今は、スマホやパソコン向けの便利なアプリがあるので活用することをおすすめします。
タスクを入力したり、記録を保存してくれたり、タイマー音も変更できて好きなようにカスタマイズできます。

ポモドーロ・テクニックの効果
わたしがポモドーロ・テクニックを実践してみて一番効果があったのは、肩こりが軽減されたこと!
集中するとのめり込むタイプなので、時間も忘れてパソコンに向かっていることが多いのですが、そうすると首肩腰がバキバキになって非常に疲れます。
1日の終わりはかなりしんどい。
けれどポモドーロ・テクニックだと定期的にパソコンから離れたり、目をそらしたりするので同じ姿勢で居続けることがありません。
いい感じに作業が進んでいるときは中断したくないこともありますが、後のことを考えるとちゃんと休憩したほうがいいと思うようになりました。
休憩時間に何する?
5分という短い休憩時間で何をしますか?
わたしはというと立ち上がってストレッチをしたり、コーヒーを淹れにいったりしています。
疲れが出てきたときはちょっと横になったり、愛犬をなでたり。
かわいいワンコを触ったり、添い寝したりするのってどうしてあんなに癒やされるんでしょうかね。
もう少し本で学んでみたい
ポモドーロ・テクニックについては、考案したフランチェスコ・シリロによる公式本が出版されています。
わたしはポモドーロ・テクニックを仕事をするときに実践していますが、終りが見えない家の片付けや掃除をするときなどにも活用できるのではないかなと思います。
すぐに実践できるテクニックなので、自分なりの使い方を見つけてみてはいかがでしょう。
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